「仲良い夫婦でいなきゃ」
「夫婦なんだから分かり合わないと」
「他の夫婦みたいに、もっとうまくやれていたら」
そんなふうに、心のどこかで思ったこと、ありませんか?
噛み合わない日が続いたり、
会話が弾まない時間があったり、なんとなく二人の間に距離を感じる。
そういう瞬間のたびに
「ケンカする私たちは夫婦としてダメなのかな」
「理想の夫婦像にはほど遠いな」
そんなふうに自分、自分たちを責めてしまうことも
増えているかもしれません。
今回はそんなモヤモヤを少し手放せるようなことをお話ししようと思います。
「完璧な夫婦」は、幸せへの近道じゃなかった
最近、気になる記事を見つけました👀
一つは、2026年5月に発表された心理学の記事で、
「完璧なパートナーより、good enough(十分に良い)パートナーの方がいい」
というものです。
(出典:https://www.psychologytoday.com/us/blog/in-the-name-of-love/202605/why-a-good-enough-partner-is-better-than-a-perfect-one)
この「good enough(ほどよい)」という言葉、
もともとは精神分析家のウィニコットが提唱した
「good enough mother(ほどよい母親)」という概念からきているそうです。
子どもの健やかな成長に必要なのは、完璧な母親ではなく、
そこにちゃんといてくれること。
そして、うまくいかなかった時に、ちゃんと修復できること。
その方が、大事だという考え方です。
パートナーシップも、同じなのかもしれません。
① 完璧を追い求める夫婦ほど、満足できていない
心理学には「maximizer(最大化思考の人)」と
「satisficer(十分満足思考の人)」という分け方があります。
maximizerは、常に「もっといい選択肢があるはず」と探し続けてしまうタイプ。satisficerは、「これで十分」と思えたら、そこで満足できるタイプです。
研究によると、maximizerの方が
実際にはいい選択をしていても
後悔しやすく、気分も落ち込みやすく、
他人と比べてしまいやすいということがわかっているんです。
パートナーシップも同じで
「もっと理想の夫婦になれるはず」と追い求め続けても、
それが本当に幸せな関係につながるとは限らない、ということなんです😲
「理想の夫婦像」と「今の二人」のギャップを見続けていると、
どんなにいい関係があっても、「足りない」と感じ続けてしまう。
これが、完璧を目指している時におきていることだったんですね。
(刺さりまくりました。)
② good enoughは、妥協ではない
とはいえ、
good enoughというのは、妥協とは違います。
そこにいてくれるか。
うまくいかなかった時、ちゃんと修復しようとしてくれるか。
完璧である必要はなくて、そこが満たされていれば、それで十分。
そういう考え方です。
「会話が弾まない日もある」「噛み合わない時もある」
「完全に分かり合えない瞬間もある」
でも、うまくいかなかった時に、ちゃんと戻ってこようとしている。
それがある関係なら、
それがgood enoughな夫婦ということかもしれないわけです。
うまくいかなくてもいい、
それならできる気がしてきませんか?
「もっと理想の夫婦だったら」と思う日もOK
「もっとうまくやれていたら」「もっと分かり合えていたら」
そう思う瞬間は、これからもきっとあると思います。
それ自体は、おかしくありません。
それだけ、この関係を大切にしたいという気持ちがあるからだと思います。
私もそうでした。
この人ともっとこうなりたい、と思う気持ちは
悪いことではないと思うんです。
でも理想の夫婦像を探し続けて
今ある関係に目を向けられなくなっていたら、
そこにいてくれている。うまくいかなくても、修復しようとしてくれる。
それが今の二人にあるなら
それで十分なのかもしれないと思ってみてもいいのかもしれないな、
と思いました。
ちょっとずつsatisficerを目指していきたいものですね💡
💬 「私にとってのgood enoughはこんな感じかも」など、感じたことをコメントで教えてもらえると嬉しいです。
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